あらすじ:
干ばつと内戦のなか、必死にいきる子どもたちのすがたをえがく。(提供元: 日本図書館協会)
飢きんの村を救うはずの援助物資をめぐって新たな戦いがおこった!内戦の村から森へと逃れ,生きのびようとする少年たちの物語。(提供元: 日本児童図書出版協会)
What)これは何のための本か?
スーダン内戦について、子どもたちの目線で描かれた作品。
Why)この本を読む理由は何か?
スーダン内戦を知るために、絵本や児童書を入口にしました。
How)この本が伝える解決法は何か?
難民問題を扱った本には、「親視点」のものと「子ども視点」のものがあり、こちらの「子ども視点」の物語がリアルに胸に刺さりました。
総評
スーダンの村に住んでいた3人の少年が、侵略から逃れて過酷な旅をします。
その過程の描写がとてもリアルで、原作者も翻訳した方もすごくレベルが高いと感じました。
徹底的に、主人公である子ども(11歳で、小学生に相当する少年)の視点です。
物語は一応のことハッピーエンドで幕を閉じますが、そこまでの間に受けるショックは相当なものです。
スーダン内戦に限らず、海外の紛争・戦争のある地域を考えるために、おすすめの一冊。
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