さみしい夜にはペンを持て 古賀史健/著 ならの/絵

お題「この前読んだ本」

さみしい夜にはペンを持て 古賀史健

内容紹介(出版社より)
発売1か月で4万部突破!

糸井重里氏 推薦
「長編詩であり、冒険絵本であり、あらゆる少年少女のハンドブックであり、
文章を書くことがすっかりおもしろくなってしまう魔法の本。
こんな本は、世界中でもはじめてなんじゃないかな」

他者より先に、自分との人間関係を築くための本

『嫌われる勇気』古賀史健が、
はじめて13歳に向けて書き下ろした
「自分を好きになる」書き方の寓話

教育系YouTuber 葉一氏 推薦
「おもしろかったです! 本は一度に読みきれないことが多いのですが
これは一気に読み切ってしまいました!」

山口周 氏
「自分の言葉を持つ」ことで、人ははじめて呪いから自由になれる。
「言葉にならないビジョン」は絶対に実現しませんし、
「言葉にならない問題」が解決することは絶対にありません。
もし、あなたが人生を変えたいと思っているのなら、
まずは「書く=言葉にすること」から始めてみませんか?

ブレイディみかこ氏 推薦
「書くことは苦手だとか、嫌いだとか、言葉なんて面倒くさいし
本当の気持ちは伝えられないとか思っている人。
そんな人たちにこそこの本を読んでほしいと思いました。
あなたは誰よりも書きたくなる人かもしれないから」

内沼晋太郎氏(日記屋月日 店主) 推薦
「この本がきっかけで、日記をつけはじめ、続けることで救われる人が、きっとたくさんいる」


SNSで常時だれかとつながっている時代。
だからこそ、積極的に「ひとり」の時間をつくろう。

うみのなか中学校に通うタコジローは、
学校にも居場所がなく、自分のことが大嫌い。
ある日、不思議なヤドカリおじさんと出会ったタコジローは
その日から、どんどん変わっていく…

・考えるとは「答え」を出そうとすること
・その作文、嘘が混じってない?
・みんなと一緒にいると、自分ではいられなくなる
・考えないのって、そんなに悪いこと?

こんな方におすすめ
□与えられた正解に違和感がある
□自分の考えをうまく言葉にできない
□SNSに疲れてきた
□悩んでいる子どもに何と言葉をかけていいかわからない

What)これは何のための本か?

中学生〜大人向けの、文章を書いて気持ちを整理することをすすめる本。

 

Why)この本を読む理由は何か?

読んだ方から「良かった!」という評価を聞いて。

 

How)この本が伝える解決法は何か?

これがいい本であるがゆえに、ノリと勢いだけで駄文を製造し続ける私は、もうしわけない気持ちになりました。

総評

たとえるなら、そう、バッティングセンターは必ずしも野球がうまくなりたい人が行くのではなく、遊びに行きたい人もいる。

令和にもなってブログなんかやっている人間の半数以上は、そんな感じだと思うんですよね……。

私も自分自身が駄文製造機で、あんまり「自分と向き合う」みたいな高尚な目的はナッシング。
そんな気持ちで文章をかくことはないのです……。

 

この「さみしい夜にはペンを持て」は、文章や自分の心をとても大切にしている人の本です。

なので、ちょっと、おそれおおい。

ついでに、主人公のタコジローのビジュアルがぜんぜんかわいくない(笑)。
他のキャラは可愛いのに。

 

いい本ではあります。

「読書がわりと好きで、文章を書くことにちょっぴり興味があるけれどやってはいない」という人に、おすすめです。

 

↓本のあらすじはコチラでどうぞ

さみしい夜にはペンを持て 古賀史健