AIテーマの史上最高SF傑作!】タイタン [ 野崎 まど ]

お題「この前読んだ本」

タイタン

内容紹介(出版社より)
今日も働く、人類へ

至高のAI『タイタン』により、社会が平和に保たれた未来。
人類は≪仕事≫から解放され、自由を謳歌していた。
しかし、心理学を趣味とする内匠成果【ないしょうせいか】のもとを訪れた、
世界でほんの一握りの≪就労者≫ナレインが彼女に告げる。
「貴方に≪仕事≫を頼みたい」
彼女に託された≪仕事≫は、突如として機能不全に陥った
タイタンのカウンセリングだったーー。

アニメ『バビロン』『HELLO WORLD』で日本を震撼させた
鬼才野崎まどが令和に放つ、前代未聞の超巨大エンターテイメント。

What)これは何のための本か?

AIをテーマにしたSF小説。

 

Why)この本を読む理由は何か?

評判になっていたため。

 

How)この本が伝える解決法は何か?

これは、私が読んだ中で間違いなく、AIテーマの作品としては最高の傑作SFです!

総評

AIを扱ったSFというと、ターミネーターのスカイネットのような脅威がテーマになるでしょうか?

駄菓子菓〜子。

日本人の心の基礎には、ドラえもんや鉄腕アトムが培った、AIと人間との交流事例があります。

この「タイタン」では、そんな日本人の心に響く「AIで便利になった世界」と、「人間とAIとの交流」が描かれているのです。

そんでもって、脚色が激烈に面白いんだ。

ニヒルな上司、おとぼけな同僚、ぶっとびじいちゃん博士、

写真撮影、料理、充電設備、それからシビックタイプR!

いちいち面白すぎる胸アツ演出が他にも多数あり、最後まで飽きさせません。

ドラえもんを観て大人になった我々が、今の時代にこそ読んで大いに楽しめる、拍手喝采のSF作品。

タイタンの一幕を見事に描いた表紙・中面のイラストにも大注目です。

 

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タイタン