今週のお題「書いてよかった2023」
本の感想は、自分のためにもブログに記していてよかったと、いろんなときに思います。
内容紹介(出版社より)
空也が小夜子のスマホを拾ったことで、ふたりは運命的に出逢う。
小夜子は学生時代に事故によって左目に義眼を入れていた。
空也はその義眼に惹かれ彼女を愛したのだが、事故の原因がかつて自分が造った小さな爆弾であることを知る。
秘密を抱えた夫婦が紡ぐ不可思議な物語。
第43回小説推理新人賞受賞作を所収。
What)これは何のための本か?
登場人物同士に様々な秘密のある、ミステリー小説。
Why)この本を読む理由は何か?
新聞で話題の本として紹介されていたため。
How)この本が伝える解決法は何か?
なんだろう、この、美しくも切ない物語は。
総評
こういう小説に会うことは珍しいです。
多くのミステリー小説というのは、
吐き気をもよおす邪悪な犯人や、
憎悪怨恨の激しい犯人、
それから殺すつもりはなかったんだけど火曜サスペンス劇場的な犯人、
というが定番として出てくるのですよ。
以前も「爆弾犯と殺人犯の物語」のような儚く美しい系の小説を読んだことがあるのですが、思い出せません……。
タイトルに「白」がついていたような気がして、湖みたいなところで鹿のような生き物?だったけかな?がいたような。
死因はヒ素中毒。
だめだー、タイトルも作者も思い出せない!
(この当時は読書記録をTwitterでやっていた)
いい作品に出会えたこともそうですが、こうやって読んだ本をブログに記録する方式に変えてよかったなぁと思います。
ブログにしてからは、思い返して調べることができるようになりました。
メモ程度でも、記憶が蘇ってくる効果は抜群です。
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