「文字組みとレイアウト」が全面リニューアル!!
だれもがよく知るアノ雑誌の文字組みを公開します。雑誌のページレイアウト、なかでも文字組みをクローズアップし、版面の設計から書体の指定、行間設定、合成フォント設定、カーニング設定……など、詳細なデータと共に紹介します。和文・欧文が入り交じった「日本の文字組みデザイン」をする上でのDTP参考資料として、ページデザインに携わるデザイナー必携の書籍です。
What)これは何のための本か?
さまざまな雑誌の文字組みとレイアウトを紹介した本。
Why)この本を読む理由は何か?
基本を学ぶ本を探していて。
How)この本が伝える解決法は何か?
やっぱし、日本の縦書き+横書きハイブリッドの文化は厄介で、雑誌のDTP技術って本当にすごいッ!!
総評
雑誌の主流は「縦書き」です。
「横書き」は、輸入雑誌やコンピュータ・建築などの数字英字が頻出するものにあります。
といいつつも、雑誌の「縦書き」は、「横書き」とのハイブリッドです。
非常に高度なDTP技術の結晶!
どの雑誌を見ても、すごい、すごい、すごい!!
これは世界的にも珍しいことなのです。
縦書き文化がこれだけ強く残っているのは日本だけで、中国・韓国ですらほとんど横書きを使っているそうなのですよ。
市販レベルの本でも難しい、縦書き+図表のタテ・ヨコmix
市販の本でも、デザイナーの腕が悪いと「縦書き+図表」の本は酷い仕上がりになります。
情報が「上から下に流れる」のはタテ・ヨコ共通です。
駄菓子菓子、そこにタテは右から、ヨコは左からという情報が乱立するのですから、難しいことこの上ない!
なので、私のようなヘッポコが図表入りの本を出したいときには、思い切って「横書き」に統一してしまったほうが賢明です。
ちなみに、人間の自然な反応としては「横書き」
人間の目の形も、モニターも、開いたときの本も、基本は横長。
本当は、横長のものを横書きでサラララ〜っと読むのが自然なことなのですが、そうじゃない文化もあって、ややこしいですね。
日本の縦書き文章や、縦長のスマホ画面でWebtoonを見ることって、やっぱりおかしいのかも??
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