オムニバス「MEMORIES」の中の、「大砲の街」について。
Episode.3 大砲の街
テレビでは今日も敵への攻撃成果が発表され、子供たちは学校で軍事教練を受けている。そこは、無数の重装備をした巨大な「移動砲台都市」だった。大砲を撃つためだけに暮らす住人たち。花形職種の砲撃手になりたいと願う“少年"のいつもの一日が始まる。
What)これは何のための映画か?
大友克洋原作のMEMORIESに収録されている短編アニメーション映画。
Why)この映画を観る理由は何か?
「目的がわからずに進んでしまうことの恐ろしさ」の例として紹介されたたため。
How)この映画が伝える解決法は何か?
スチーム描写すごい!
大友克洋作品の映画化というだけあって、作画・演出に抜かりなし。
登場人物の顔色の悪さや顔ににじむ疲れ、全体的にくたびれて暗いトーン。
そんな中で、誘引色のオレンジ大砲が異彩を放っていて。
総評
……という具合に、本来おすすめされた「目的がわからずに進んでしまうことの恐ろしさ」の例とは別のところに食いついてしまいました。
ストーリーよりも、映像作品としてのクオリティに釘付けです。
人によって「これは!」と思うポイントが違う。
それはそれでいいのです。
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MEMORIES収録「大砲の街」