こんな夜更けにバナナかよ 筋ジス・鹿野靖明とボランティアたち [ 渡辺 一史 ]【映像化作品】

お題「この前読んだ本」

2021年に読んだ本の感想をまだ書いていないことに気づき、アワワです。

こんな夜更けにバナナかよ 筋ジス・鹿野靖明とボランティアたち (文春文庫 わ)

内容紹介(「BOOK」データベースより)
ボランティアの現場、そこは「戦場」だったー筋ジストロフィーの鹿野靖明さんと、彼を支える学生や主婦らボランティアの日常を描いた本作には、現代の若者の悩みと介護・福祉をめぐる今日的問題のすべてが凝縮されている。講談社ノンフィクション賞、大宅壮一ノンフィクション賞をダブル受賞した名著。

What)これは何のための本か?

筋ジストロフィーの方と、周囲のボランティアの、ノンフィクション・ドキュメンタリー。

 

Why)この本を読む理由は何か?

映像化で話題になっていたため。

 

How)この本が伝える解決法は何か?

面白い人達が集まった、これも一つのコミュニティの形。

総評

筋ジストロフィーの方の元へ通ったボランティアが、著書の方です。

リアルに、真面目に、そしてユーモアのある鹿野さんの生きる姿が伝わってくる。
映画の宣伝とはだいぶ雰囲気が違っていて、真摯に執筆されたものだと感じました。

ズケズケ言う面白い人って、貴重な存在。
例えば、上位1%くらいのおもしろい人。

かけることの、筋ジストロフィー。

稀有な例ですが、なくはない。
そんな希少なルポルタージュに仕上がっています。

なお、映画は未視聴です。

↓本のあらすじはコチラでどうぞ

こんな夜更けにバナナかよ 筋ジス・鹿野靖明とボランティアたち (文春文庫 わ)