内容紹介(「BOOK」データベースより)
「死刑はやむを得ないが、私としては、君には出来るだけ長く生きてもらいたい」(死刑判決言い渡しの後で)。裁判官は無味乾燥な判決文を読み上げるだけ、と思っていたら大間違い。ダジャレあり、ツッコミあり、説教あり。スピーディーに一件でも多く判決を出すことが評価される世界で、六法全書を脇におき、出世も顧みず語り始める裁判官がいる。本書は法廷での個性あふれる肉声を集めた本邦初の語録集。これを読めば裁判員になるのも待ち遠しい。
What)これは何のための本か?
裁判官の法定での発言について、ユニークなものを集めた「お言葉集」。
Why)この本を読む理由は何か?
ロングセラーとして話題になっていたので。
How)この本が伝える解決法は何か?
深く染み入る言葉、トンデモ犯罪、世間で大きなニュースになった殺人事件の判決など、考えさせられることがたくさん載っていましたよ!
総評
そんなわけで、これで爆笑はしませんよ。
犯罪と贖罪とは??
…って考えさせられちゃう、しっかりとしたいい本なんです。
ユーモアがあって読みやすくしてくれているところがまた、ポイント高いですね。
犯罪って他人事のように感じてしまいますが、実はそうじゃない。
介護疲れで親族を殺めてしまうなんて話も、この先の我々にとっては「もしかしたら自分も…」というものじゃありませんか。
私達、そういう年代だもん。とっても近い未来の話ですよ。
↓本のあらすじはコチラでどうぞ