内容紹介(出版社より)
「けっきょく、よはく。」「ほんとに、フォント。」
大人気のデザイン書シリーズ第3弾!!!本作は「あしらい」に着目。
「タイトルのあしらいは統一して」
「可愛い感じのあしらい入れて」
「このあしらい、なんかダサくない?」このように、デザインの現場では「あしらい」という言葉がよく飛び交います。
デザインで言う「あしらい」とは「装飾」や「ディテール」と同義で使われます。
たかがあしらい、されどあしらい。
「あしらい」がていねいなデザインは全体が洗練されて見えます。本書では今っぽくて抜け感のあるおしゃれな「あしらい」の基本とテクニックを紹介します。
What)これは何のための本か?
あしらい→ワンポイント、アクセント、トーン&マナーといったデザイン「装飾」技の本。
Why)この本を読む理由は何か?
ingectar‐eの本がどれもよくて、何を購入しようか積極的に探し中です!
今週のお題「投げたいもの・打ちたいもの」
How)この本が伝える解決法は何か?
OK/NG形式でわかる、リボンやフォントのいじり方。
「今っぽい」、洗練されたデザインというところがミソです。
総評
そう、これ本当に「今っぽい、洗練されたデザイン」なんです。
「なるほどね〜!」と思いつつも、依頼主が「ちょっと前のベタベタなデザインが好きな人」だと、アレコレ言われちゃいますね…。
ゴテゴテに盛ると喜ばれる場合も、多々あるという…。
ソシムからでている「ingectar‐eのデザインレイアウト」シリーズは、基本的にadobe Illustratorを使える人向けのものです。
- けっきょく、よはく。 余白を活かしたデザインレイアウトの本
- ほんとに、フォント。フォントを活かしたデザインレイアウトの本
- あたらしい、あしらい。あしらいに着目したデザインレイアウトの本
- いろいろな、いろ。配色に着目したデザインレイアウトの本
加工ができる技能があること前提。
しかもここでは、「あしらい」を入れたデータ作成になってくるので、ハイレベルなadobe Illustrator技能が求められます。
(できない人は、素材集を活用する)
adobeだけでなく、MORISAWA PASSPORTも使っています。
バリエーション提案のパートでは、使用フォントと色コードCMYK付き。
親切設計、嬉しいですね。
ingectar‐eは、ペライチやポスターが多いです。
でもここには、カタログ/雑誌の中ページもけっこう載ってました。
加えて、webのLPにおける「基本お作法」もきっちり押さえられていて、いいなと思いましたよ。
ただし、私は図形・ロゴ・シンボルマークの類がとても苦手です…。
習熟度ではなく、これたぶん、性格の問題。
この本を参考にさせていただくなら、「迷わずフリー素材ぶち込み」です(^^;)
↓本のあらすじはコチラでどうぞ