内容紹介(「BOOK」データベースより)
生き延びるために、手を組みませんか。読む前の自分には戻れない。作家生活10周年記念、気迫の書下ろし長篇小説。
What)これは何のための本か?
「桐島、部活やめるってよ」で第22回小説すばる新人賞を受賞しデビューした作家さんの本。
Why)この本を読む理由は何か?
新聞で見かけて。
How)この本が伝える解決法は何か?
不穏なストーリーの締めくくりが実に残酷。
総評
全体を通じて不穏な空気の流れている作品でした。
イヤミスというほどではないですが、悲しいというか、悔しいというか…
とりあえず残念な結末になる小説なのです。
「後味が悪い」といい切るほどでもなく。
面白さや、理解を深める要素もちゃんとあったので、読んでよかったです。
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