内容紹介(出版社より)
30万部突破! ホラー作家兼YouTuberである雨穴氏による、自身初となる11万字書き下ろし「長編小説」! タイトルは『変な絵』。
あなたも、何かがおかしい9枚の絵の「謎」が解けますか? とあるブログに投稿された『風に立つ女の絵』、消えた男児が描いた『灰色に塗りつぶされたマンションの絵』、山奥で見つかった遺体が残した『震えた線で描かれた山並みの絵』……。
いったい、彼らは何を伝えたかったのかーー。9枚の奇妙な絵に秘められた衝撃の真実とは!? その謎が解けたとき、すべての事件が一つに繋がる! 今、最も注目を集めるホラー作家が描く、戦慄の国民的スケッチ・ミステリー!
※前作『変な家』の“キーマン”栗原も登場!
※購入者「全員特典」として、雨穴による第一章「風に立つ女の絵」オモコワ朗読動画(1時間)つき!
What)これは何のための本か?
「変な家」の雨穴さんの本。
Why)この本を読む理由は何か?
前作を読んで面白かったので!
How)この本が伝える解決法は何か?
タイトルと作者名から、前作みたいなドキュメンタリーを想像していたのですが、小説でした。
作中の心理テストの絵、私も書いて診断してもらいたいですね。
今週のお題「かける」
総評
前作はホラー要素強めのドキュメンタリー風で、その追いかけ方におもしろさを感じていました。
今回は、サスペンス要素強め、ミステリー小説でしたね。
なので、私のように前作のノリを期待しているとちょっと違うかも。
日頃から小説を読んでいる層にはどうなのかな、と思う部分もありました。
「ううーん、この部分は??」とつい手が止まってしまう、他のミステリー小説からの影響の濃い部分が何回か感じられました。
オマージュではなく、なんというか、ユニかぶりのような感触。
でも、一冊の小説としてちゃんと読了できる内容でしたよ。
youtuberとしての雨穴さんファンの方とか多いみたいなので、そこからの読者には楽しいのではないでしょうか。
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