傑作ホラー小説1:みんなこわい話が大すき [ 尾八原 ジュージ ]

今週のお題「名作」

5月はホラー小説2点が大当たりです!

みんなこわい話が大すき (角川書店単行本)

内容紹介(出版社より)
ひかりの家の押入れにいる、形も声もなんにもない影みたいなやつ、ナイナイ。
唯一の友達であるナイナイをいじめっ子のありさちゃんに会わせた日から、ひかりの生活は一変した。
ありさちゃんはひかりの親友のように振る舞い、クラスメイトは次々と接近してきて、いつもはつらく当たる母親さえも、甘々な態度をとるように。
絶対に何かがおかしい。疑心暗鬼になったひかりはありさちゃんと距離を置こうとするが、状況は悪化するばかり。
数年後、〈よみご〉と呼ばれる霊能者・志朗貞明のもとに、幼い子供と心中した姉の死の真相を探ってほしいという依頼が舞い込んでいた。
無関係に思える二つの異変は、強大な呪いと複雑に絡み合い……。

第8回カクヨムWeb小説コンテスト〈ホラー部門〉大賞受賞作。

What)これは何のための本か?

ホラー小説だぞ。

 

Why)この本を読む理由は何か?

Web小説発の作品2種類が、読売新聞でおすすめされていて。

 

How)この本が伝える解決法は何か?

登場人物の面白さと、怖いもの見たさで手に取ったビビリにちょっぴりやさしい、ソフト「ぼぎわんが、来る」だ!

総評

いやー、面白かった。

このところ実用書続きで、娯楽小説が読めてなかったのです。

久々に読めたのはホラー小説。

これ、スタートからゴールまで読者を置いてけぼりにせず、しっかりとストーリーを見せてくれました!

カクヨムというWeb小説発ということで、連載中から完結まで、多くの方に楽しまれた作品なのではないでしょうか。

きちんと消化される、満足感のある一冊ですよ〜。

※ぼぎわんほど怖くはありませんが、それでもホラー小説なので、そこは覚悟めされよ。

 

↓本のあらすじはコチラでどうぞ

みんなこわい話が大すき (角川書店単行本)