傑作ホラー小説2:対怪異アンドロイド開発研究室[ 饗庭淵 ]

今週のお題「名作」

対怪異アンドロイド開発研究室 (角川書店単行本)

内容紹介(「BOOK」データベースより)
白川研究室は「出る」と言われる場所や噂を調査する対怪異アンドロイド・アリサを開発した。機械は呪いも祟りも受け付けない。ゆえに、恐怖心もないー。深夜に山奥の廃村を調査したアリサは、搭載された機能を駆使して様々な異常を検知した。白川教授の研究テーマに興味を惹かれて研究室を訪問した新島ゆかりが、アリサが持ち帰ったデータを見ると…。第8回カクヨムWeb小説コンテスト“ホラー部門”特別賞受賞作。

What)これは何のための本か?

怪異<オバケ>の出てくるホラー小説。

 

Why)この本を読む理由は何か?

Web小説発の作品2種類が、読売新聞でおすすめされていて。

 

How)この本が伝える解決法は何か?

これぞ令和ヒトケタにふさわしいホラー小説。

総評

ギリギリの近未来SFでありながら、現代ホラー小説なのです。

いやー、これも面白くって、続きが気になっちゃってほぼ一気読み。

読者が喜ぶ魅力的なキャラクター作りになっていて、やっぱりWeb小説発の作品はうまいな〜!と感心。

わかりやすい・わざとらしいくらいでも、読んでいるとちょうどいいんですよね。

怪異の現代風アレンジというか、トレンドが色々とはいっているところも、ぐいぐい世界に引き込まれていく要因となっていました。

2連続で良い小説を引き、満足です!

 

↓本のあらすじはコチラでどうぞ

対怪異アンドロイド開発研究室 (角川書店単行本)