内容紹介(出版社より)
「都会のトム&ソーヤ」シリーズや
「名探偵夢水清志郎」シリーズ(いずれも講談社)のベストセラー作家、
はやみねかおるがヤングアダルト向けに書き下ろしたミステリー。舞台はSNSの仮想空間「ルーム」。
ここはホストがテーマごとにルームを設定し、ゲストを招待する。
主人公の“ぼく"が招待されたのは、奇譚マニアのルーム。
奇譚とは「不思議な話」のことだ。
そして、このルームの目的は、一人ずつ自分が知っている奇譚を披露すること。
“ぼく"以外の参加者は、探偵、人形遣い、遊民、先生、マンガ家、アイドル、新聞記者、ヒーロー、少年、そして、マーダラー(殺人者)--。
「私はマーダラー。これから一人ずつ殺していくのだよ。」
マーダラーいわく、「ルーム」内の死は、現実の死とシンクロしている。
マーダラーとはいったい誰なのか?
招かれた10人への死の制裁には何か目的があるのか?
バーチャルの世界と現実の境目が溶けていく心理ミステリー。
What)これは何のための本か?
先入観無しで、人から進められた本を読んでみよう!
Why)この本を読む理由は何か?
高校生ビブリオバトルで紹介されていた。
今週のお題「読みたい本」
How)この本が伝える解決法は何か?
ヤング向けミステリーですが、オバサンが読んでもフムフムですよ。
総評
高校生ビブリオバトルが、読んでみようというきっかけになりました。
チャットルームを利用した紙面は、横書きで、登場人物のアバターのアイコンつきです。
実用書やドキュメンタリータッチだとこの形式はよくありますが、小説としては面白い仕掛けですね。
ヤング、というか、ティーンくらいの年齢が対象になっているようで、難しすぎない内容。
親子で読んで、読了後に話し合うのも面白そうです。
高校生ビブリオバトルの紹介本は、新鮮ですね!
年代の違う人からのオススメ、他にも読んでみます。
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