【これはちゃんと漫画でわかる!】マンガ 認知症 [ ニコ・ニコルソン ]

マンガ 認知症 (ちくま新書)

内容紹介(「BOOK」データベースより)
大好きな祖母が認知症になってしまい、母と二人で介護に取り組むマンガ家、ニコ。人が変わってしまったかのような祖母との生活に疲れ果てたニコたちの前に、認知症の心理学の専門家、サトー先生が現れて…?「お金を盗られた」と言うのはなぜ?突然怒りだすのはどうして?認知症の人の心のなかを、マンガでわかりやすく解説します。認知症の人が既に五〇〇万人を超え、誰もが認知症になったり、認知症介護をしたりする時代。読めば心がラクになる、現代人の必読書!

What)これは何のための本か?

ちゃんとした漫画家の方が描いた、認知症の本。

福祉の心理学専門家の先生の解説付き。

 

Why)この本を読む理由は何か?

「マンガでわかる」と銘打った本でも、マンガだけじゃちっともわからないものがあると思い、研究のために。

How)この本が伝える解決法は何か?

これは本当に「ちゃんと漫画でわかる」一冊でした!

総評

茅ヶ崎の図書館には、基本的に漫画がおいてありません。

なので、おまけでちょこっとマンガが載っているだけの本しか借りられません。(キッズ本をのぞく)

そのため、「マンガがおまけで描いてあるだけで、マンガでわかるようになっていない」という不満を感じることが多くて…

 

でもこの本は違いました!

これはちゃんとした漫画家の先生が描いているから、絵柄もストーリーも完成度が高くて、しっかりわかるんです。

たくさん売れてる「ビジネス書のマンガバージョン(マンガでわかる! マッキンゼー式ロジカルシンキング (宝島社新書)とか)」よりも、ずっとずっとマンガとしてのわかりやすさ、親しみやすさのレベルが高かったです。

 

この完成度の高さは、「当事者が描いたからこそ」なのかもしれません。

とにかく、良かったです。今回は「漫画の検証」のために借りましたが、認知症にご縁ができ始めたらまた借りたいです。

 

↓本のあらすじはコチラでどうぞ

マンガ 認知症 (ちくま新書)