一歩踏み込んだ世界観の表現手法】クジラアタマの王様 [ 伊坂 幸太郎 ]

今週のお題「読みたい本」

 

内容紹介(「BOOK」データベースより)
製菓会社に寄せられた一本のクレーム電話。広報部員・岸はその事後対応をすればよい…はずだった。訪ねてきた男の存在によって、岸の日常は思いもよらない事態へと一気に加速していく。不可思議な感覚、人々の集まる広場、巨獣、投げる矢、動かない鳥。打ち勝つべき現実とは、いったい何か。巧みな仕掛けと、エンターテインメントの王道を貫いたストーリーによって、伊坂幸太郎の小説が新たな魅力を放つ。

What)これは何のための本か?

伊坂 幸太郎の本。

 

Why)この本を読む理由は何か?

この著者の本を以前も何冊か読んでいて、面白かったので。

いずれ読みたいと思っている本

 

How)この本が伝える解決法は何か?

無音マンガを入れるという斬新なしくみ。

挿絵イラストよりも更に深く、世界観の広がりを体験させてくれます。

総評

どんどん先に読みすすめたくなる、勢いのあるストーリーです。

毎度のことながら、伊坂小説は少年らしさフルスロットルですね。
少年漫画好きだった子が大人になって読む小説として、ぴったりです。

 

昔、趣味でマンガを描いていたのですが、マンガって本当に大変なんですよ。
制作コスト(手間・工数)が。

マンガ描く時間を確保できないため、最近では「文章+イラスト」の活動になっています。

この本を読んだら、「文章+ちょっとだけマンガ」もいいんじゃないかと思えました。

 

↓本のあらすじはコチラでどうぞ

クジラアタマの王様(新潮文庫)