皆さんも戸籍謄本は一度とっておいた方がいいと思います。真夜中のパン屋さん 午前4時の共犯者 (ポプラ文庫) [ 大沼紀子 ]
皆さんも戸籍謄本は一度とっておいた方がいいと思います。
とったことない人は。
友達んちとか、我が家とか、ボツボツいろんなところで事件発覚の種になっています(笑)。
そんなおすすめを冒頭からしてしまう、真夜中のパン屋さんシリーズ。
※あらすじが紹介ページの下の方にあります。
これシリーズの第5弾なのですが、手に取った瞬間に
厚い!なんじゃこりゃ!?
となります。
読むと、まよパンの失速感が否めません…。
1巻2巻あたりは心底楽しみながらわっふるわっふる読んでいたのですが、巻を増すごとにどんどんテンポが悪くなってしまって…。
本が厚いのも、「愛情あふれてすごいボリュームになってしまった!」のではなく、「迷走」っぷりが伝わってきます。
(気合が入りまくった娯楽小説は、厚くても読んでて全然疲れない)
実は最終巻が出ているのですが、もうやめちゃってもいいんじゃないかという気がしてきました。
一応、主人公の血のつながりの素性もわかったし。
失速しないシリーズものというと、マンガばっかりが頭に浮かんできます。
小説家より、マンガ家の編集さんのほうが作家のフォローについて優秀?
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【内容情報】(「BOOK」データベースより)
真夜中に開店する不思議なパン屋「ブランジェリークレバヤシ」に、手から白いハトを出す怪しげな中年男が現れる。それが店を揺るがす大騒動の幕開けだった。一方、母親と久しぶりの対面を果たした希実だったが、その隣にいたのは実に意外な人物で…。人気シリーズ第5弾!!
【著者情報】(「BOOK」データベースより)
大沼紀子(オオヌマノリコ)
1975年、岐阜県生まれ。脚本家として活躍する傍ら、2005年に「ゆくとしくるとし」で第9回坊ちゃん文学賞大賞を受賞し、小説家としてデビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)