舞台は横浜。主人公から昭和のイモさが抜けずにダサいのに"俺イケてる"という思い込みの「県警外事課クルス機関 [ 柏木伸介 ]」

舞台は横浜。

※あらすじが紹介ページの下の方にあります。
主人公から昭和のイモさが抜けずにダサいのに"俺イケてる"という思い込みがにじみ出ています。 ううーーーん。 ストーリー構成は面白味があったんですが、なんでこんなに登場人物がキモいのか…。 ドラマ化もされたMOZU(逢坂剛の公安・百舌シリーズ)、これの原作は実際に一昔前。 一昔前だからこそ許されたテイストってあるじゃないですかー。 この「クルス機関」は初版2017年なのにそれをやっちゃってるので、ベルボトムのジーンズをはいた中年カップルに囲まれたような居心地の悪さを感じまする。 私よりさらに歳が上の世代には、ウケるのかも? ↓そうねボタン(押していただけると励みになります) にほんブログ村 子育てブログ 共働き育児へ にほんブログ村 その他生活ブログ 節約・節約術へ にほんブログ村 本ブログ 読書備忘録へ
第15回『このミステリーがすごい! 』大賞・優秀賞受賞作! “歩く一人諜報組織”=《クルス機関》の異名を持つ神奈川県警外事課の来栖惟臣(くるすこれおみ)は、日本に潜入している北朝鮮の工作員が大規模テロを企てているという情報を得る。違法な囮捜査を駆使して工作員を追う来栖。一方そのころ、北の関係者と目される者たちが口封じのため次々と暗殺されていた。暗殺者の名は、呉宗秀(オ・ジョンス)。日本社会に溶け込み、冷酷に殺戮を重ねる呉だったが、彼の元に謎の女子高生が現れてから、歯車が狂い始めーー。桜木町、福富町、寿町、石川町ーー横浜を舞台に、神奈川県警・公安のエースと孤高の工作員が静かに火花を散らす。