高校生の翻訳した絵本 | ともだちのしるしだよ/カレン・リンウィリアムズ&カードラモハメッド【作】、ダーグチャーカ【絵】、小林葵【訳】

お題「この前読んだ本」

ともだちのしるしだよ

リナは裸足で難民キャンプの入り口に駆けつけました。救援物資をのせたトラックの荷台から、つぎつぎと古着がわけられていきます。押し合いへしあいする中で、リナが見つけた、片っぽだけのサンダル。もう片方をさがしてあたりを見回すと、ひとりの女の子が、やはり片方だけのサンダルをはいて立っていました。一足のサンダルによって結ばれた、難民キャンプに暮らす少女たちの友情の物語。

What)これは何のための本か?

アフガニスタン難民問題を扱った海外の絵本作品を、高校生(当時)が日本語に訳したもの。

 

Why)この本を読む理由は何か?

おすすめ作品として教えていただきました!

 

How)この本が伝える解決法は何か?

難民問題についての名作絵本として読むことができ、さらには高校生が訳した絵本が賞をとって出版されたという経緯にも感銘を受けました。

総評

もう新品では買えない絵本なのですが、図書館などに所蔵があるはず。

ぜひ、借りて読んでみてください。

絵本かつ短くまとまったお話になりますので、図書館のいすで読んでもgoodです。

この絵本(原書)が出版された経緯も、

「なぜわたしたち(難民キャンプにいる難民である少女たち)が主人公の絵本がないのか」

ということから。

この1冊に、考えさせられることが色々つまっています。

 

↓本のあらすじはコチラでどうぞ

ともだちのしるしだよ