内容紹介(出版社より)
大活字本、電子書籍、点字図書、音声図書、布の絵本、LLブック、手話付きの絵本……。
本を読みたくても、読むことができない状態、つまり、「本の飢餓」の問題を解消し、読書バリアフリーの世界を実現するためには、こうした「バリアフリー資料」の存在が欠かせません。
本書では、読書バリアフリーの環境を整えるために取り組まれていること、そして、これから必要なことを紹介していきます。
誰もが本を読むのに困らない社会を実現するために、私たちができることは何か、一緒に考えていきましょう。
What)これは何のための本か?
本についてのバリアフリー事情を、大活字本や電子書籍をとりあげて説明している本。
Why)この本を読む理由は何か?
次の出版は「UDデジタル教科書体 ✕ 大活字本」で作りたいから。
How)この本が伝える解決法は何か?
知りたかったことが、全体的に、まんべんなく書かれていました!
総評
しかしながら、この本を読んでも読みやすいと感じなかったのは何故だ(笑)。
せっかく文字のpt数が大きめに設定されているのに、読んでいてスラスラといかず、むしろ普通の「退屈で進まない本」に感じてしまう。
これは、デザインの課題?
それとも、当事者が見ると「読みやすい」と実感できるの?
ともかく。
出版(紙も電子書籍も)が簡単になった今の時代、フォントを「サイズ大きめ・視認性のよい種類」にすることは難しくないのです。
だったら、出す本は全部、ユニバーサルなものでいいんじゃないの? と思った次第。
大活字本を必要とする人が読んでくれるかどうかはわかりませんが、普通の人が読んでも「いいんじゃない?」と感じるデザインとも両立できそう。
チャレンジするべきでしょう。
どんどんやっていきましょう。
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