ノンデザイナーズ・デザインブック [第4版] [ RobinWilliams ]

お題「この前読んだ本」

ノンデザイナーズ・デザインブック [第4版]

内容紹介(出版社より)
デザインの「4つの基本原則」。これを知るだけで、あなたのデザインはずっとぐっと、良くなります。
プロではなくても、読みやすいデザイン、伝わるプレゼン資料、わかりやすいレイアウトを作りたい。
そんなあなたのための、デザインの基本書です。

What)これは何のための本か?

デザイナーじゃない人向けのデザインについての解説本。

 

Why)この本を読む理由は何か?

本当にいろんなデザイン本で、推奨書籍としておすすめされているのです。

 

How)この本が伝える解決法は何か?

ノンデザイナーでなくても本当に参考になる本で、折を見て何度か読み返しています。

総評

私たちが今までの人生で叩き込まれてきた「文章の書き方お作法」と、「デザイン的に美しいもの」は、別なんです。

そのことをイチから丁寧に解きほぐして、解説してくれる本なのです。

●本書の対象読者
仕事で、学習で、「デザイン」や「レイアウト」をしなければならない場面は、多々あります。
本書は、プロではないし、デザインの学習に割ける時間はあまりないものの、自分の作るページや制作物を見栄え良くする方法を知りたい、という人のための本です。


●本書の特徴
1.デザインの「4つの基本原則」がわかる
近接、整列、反復、コントラスト……デザインの4つの基本原則として知られるこれらを最初に提示したのは本書です。良い例、悪い例を挙げて、具体的に原則を解説していきます。

2.作例を多数解説
基本原則を適用して、名刺、チラシ、パンフレット、広告などをデザインする際のテクニックを解説しています。考え方だけでなく、どのように原則を使っていけば良いかが、よくわかるでしょう。

3.活字を用いたデザインを解説
文字および活字は、デザインにおいて大きな役割を担っています。コミュニケーションを強化するための、タイポグラフィの基本からアレンジまで、解説します。

4.日本語版での追加項目
日本語版での追加項目として、日本語を使ったデザインでの「4つの基本原則」の適用方法を、名刺、フライヤー、ウェブなどの作例を用いて解説しています。

『この本がデザイン学校の4年間の代わりになる、と言うつもりはありません。また、この小さな本を読めば、自動的に優れたデザイナーになれる、と言うつもりもありません。しかし、あなたがページを見る目は確実に変わるでしょう。この本の基本原則に従えば、あなたの作品が、もっとプロらしく、組織化され、一体化され、おもしろくなることを保証します。』(著者「まえがき」より)

第1版発売から18年ずっと売れ続けているロングセラー、待望の【第4版】の登場です。
はじめに ──Is this book for you?

Part1:Design Principles[デザインの原則]
Chapter 1 イントロダクション
ジョシュアツリーの悟り
4つの基本原則

Chapter 2 近接
近接のまとめ
基本目的
実現方法
避けること

Chapter 3 整列
整列のまとめ
基本目的
実現方法
避けること

Chapter 4 反復
反復のまとめ
基本目的
実現方法
避けること

Chapter 5 コントラスト
コントラストのまとめ
基本目的
実現方法
避けること

Chapter 6 4つのデザイン原則の復習
近接
整列
反復
コントラスト
Little Quiz 01 デザインの原則
Little Quiz 02 どこから手を付けますか?
まとめ

Chapter 7 カラーを使ったデザイン
素晴らしいカラー・ホイール
色と色の関係
補色
トライアド
スプリット・コンプリメント・トライアド
類似色
シェードとチント
シェードとチントを自分で作る
単色的な組み合わせ
シェードとチントの組み合わせ
トーンに注意
暖色対寒色
どこから選択を始めるか
CMYK対RGB;印刷対画面
Littl

 

文章のお作法的に正しいことをしないと怒られてしまうケースは、まだ多いと感じています。

業界によっては、文章をダダダーーーと続けることが正しく、「読みやすさ」のような余地を入れてはいけないという世界も。
(裁判の判決文とか、法令条文)

だとしても、できる範囲でやれることはまだまだあるはず。

精進いたします。

 

↓本のあらすじはコチラでどうぞ

ノンデザイナーズ・デザインブック [第4版]