【発注元が読む本とあるけれど、印刷物デザイン入門書としてとてもいい】「伝わる」印刷物の基本ルール 作り方・発注の仕方がよくわかる[ 佐々木剛士 ]

「伝わる」印刷物の基本ルール: 作り方・発注の仕方がよくわかる

内容紹介
◆◆広報・宣伝・広告担当者必携!◆◆

専門知識がなくても大丈夫!

売れる!喜ばれる!かっこいいツールの作り方がわかる。

チラシ、ポスター、DM、パンフレットや広報誌など、印刷物によるアプローチに不可欠なのは「他者に伝わる」ということ。

しかし実際には思い通りの効果を生むツールができなかったり、顧客や取引先に真価が伝わらない、クオリティの低い印刷物になってしまっていることも多い。

無駄なコストをかけてしまっているケースもある。

高品位な印刷物作成のためには、暗黙の了解としてデザイナーや印刷会社と理解しあうルールやコツがある。

印刷やDTPのワークフローは、複雑に見えても、じつは根本はシンプル。

基本ルールさえマスターしてしまえば、トラブルなく高品位な印刷物をつくれるのだ。

本書は、印刷工程全体を見渡しながら、ポイントになる知識を見開きでわかりやすく解説。

一般企業の広報担当者などの「高品位な印刷物をつくる基礎的なノウハウが知りたい」という要望に応える印刷の基本的なワークフロー&テクニックの入門書。

What)これは何のための本か?

印刷物を発注したり、いざというときに自分で作る羽目になっている人向けの本。
デザイナーがターゲットではないのだけれど…

お題「わたしの仕事場」

Why)この本を読む理由は何か?

ムサビ通信ではこういう基本的なことを学ばなかったため。

今週のお題「メモ」

How)この本が伝える解決法は何か?

発注側が肝に銘じておくことと思いきや、デザイン入門書としてとてもいい

総評

2016年の本。

これは、「デザイン入門者がやってはいけないこと」を「肝に銘じておく」ために勉強できる本です。

基本的なデザインのルールについては「伝わるデザインの基本 増補改訂3版 よい資料を作るためのレイアウトのルール」がおすすめですが、今回の本は一歩次の領域まで踏み込んだ内容。

そもそもの印刷媒体の基本、入稿について、製版・印刷、製本・加工までの基本が解説されていますぞ。

 

たくさんの印刷物を発注してきたはずなのに、大切なことを何も知らないでやっていました…

会社でも学校でも、こういう「しっておくべき基本」は、学ばないし、学ぶことも推奨されないし(!)で…

だからこそ、こうして佐々木剛士さんたちが本にしてくれたわけなのですが、この本を見つけるのに何年もかかってしまいました。

あちゃー。これから挽回しよう!

 

↓本のあらすじはコチラでどうぞ

「伝わる」印刷物の基本ルール: 作り方・発注の仕方がよくわかる