特殊能力を持つ、漫画家・岸辺露伴は、青年時代に淡い思いを抱いた女性から
この世で「最も黒い絵」の噂を聞く。
それは最も黒く、そしてこの世で最も邪悪な絵だった。時は経ち、新作執筆の過程で、その絵がルーヴル美術館に所蔵されていることを知った露伴は取材とかつての微かな慕情のためにフランスを訪れる。
しかし、不思議なことに美術館職員すら「黒い絵」の存在を知らず、
データベースでヒットした保管場所は、今はもう使われていないはずの地下倉庫「Z-13 倉庫」だった。
そこで露伴は「黒い絵」が引き起こす恐ろしい出来事に対峙することとなる…。
What)これは何のための映画か?
露伴先生、映画化である。
Why)この映画を観る理由は何か?
テレビドラマ版の世界観、配役の高橋一生(露伴先生役)と飯豊まりえ(泉くん役)、とても良かったじゃないか。
映画を観に行く理由としてはこれで十分。
How)この映画が伝える解決法は何か?
これこそ、実写化の大成功例というべきなんじゃないでしょうか。
そもそも、年末のスペシャルドラマを見て「この露伴先生の世界観、良いね」とか言ってる層は世帯年収が高めなのだから、映画を娯楽として観に行くべきです。
忙しくても、「露伴先生の最新作は映画館なのだな」ということで、時間を割いてお出かけください。
ていうかファン層の経済力からすると、これを機に聖地巡礼としてルーヴルへ飛び立つ人もゾロゾロ出てくるのでは?
興行収入云々よりも、この映画の文化的価値とひとりあたりの経済効果がすごいな。
トップガン マーヴェリックの上映に通い詰めた貧乏くさいMA-1を着用したオッサン(もちろん腹が出ている)はスミソニアン航空宇宙博物館になんか行かないだろうけど、露伴ファン層はダンチな率でルーヴル行くでしょ。
舞台挨拶中継は、まりえの脚の細さと長さに無条件降伏
飯豊まりえ(泉くん役)は劇中でもミニスカやショーパンで脚を披露していますが、シーンごとのカットではその脚の細さと長さが相対的に比較できないんですよね。
一般人とどれだけかけ離れて脚が細くて長いかということが、目立ちすぎぬように調和されているのです。
ところがどっこい。
舞台挨拶中継でメインキャストがズラズラ〜♪とならぶと、バッチリわかりました。
さすがモデル、群を抜いて脚が細くて長い!
映画館のおみやげコーナーには、露伴先生のヘアバンドが
映画の内容が安定して高いクオリティだったので、パンフレットとプラスチック製のB5下敷きを買いました。
下敷きは、コレクションではなく、よく使うノートにはさんで普段づかいします。
「やはりルーヴルに高橋一生の露伴先生がよく似合ってましたね。いい映画でしたよ」
とオススメするのにピッタリです。
露伴先生のヘアバンド(笑)はやはり話題で、すぐ前の人も買ってました。
辻堂の109シネマズは、もう少ししか置いてなかったので、欲しい方はお早めに!
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