内容紹介(「BOOK」データベースより)
メルボルンの若手画家が描いた一枚の「絵画」。日本へ渡って三十数年、その絵画は「ふたり」の間に奇跡を紡いでいく。一枚の「絵画」をめぐる、五つの「愛」の物語。彼らの想いが繋がる時、驚くべき真実が現れる!仕掛けに満ちた傑作連作短篇。
What)これは何のための本か?
感動できると噂の本。
Why)この本を読む理由は何か?
この作者さんの「お探し物は図書室まで」がとても面白かったので!
How)この本が伝える解決法は何か?
本屋大賞にはずれなし!と大きな声でいいたい、オススメ傑作ですっ。
総評
私はこれを「ミステリー」と紹介されたのですが……
殺人事件は起きませんし、名探偵も出てきません。
けれど、いろんな仕掛けがあって、短編集のようでいてすべての話はつながっていて。
実にハートウォーミングな物語でした。
「お探し物は図書室まで」もすごく良かったんですが、これはまた話がグローバルになって時代も経過してと、よりいっそうスケールが大きく、深い物語でした。
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