はじめてのZINE |内容が薄いので有志が作った本の方がいいと思う|(TJMOOK)宝島ムック

お題「この前読んだ本」

あらすじ&レビュー

はじめてのZINE (TJMOOK)

内容紹介(出版社より)
ZINE(ジン)とは「評論・エッセイ・自作小説に特化した同人誌」に近い位置付けの自費出版物です。本誌では本の体裁にまつわる基礎知識を解説するだけでなく、これまで多くのZINEを世に送り出してきた書店・クリエイターに「私が選ぶ最高の1冊」を選書していただきました。人気クリエイターに「ZINEを通して出逢ったもの」について伺うインタビューも。いかにZINEに無限大の可能性があるかが実感できる入門誌です。

これは何のための本か?

ZINEの入門書だそうなんですが……

 

この本を読む理由は何か?

自分もZINEづくりをしているので。

 

この本が伝える大切なことは何か?

久々に拝見しました、ここまで中身がスッカスカの本。

総評

ZINEづくりに興味のある人が、表紙を見て「これを読んだら自分でも作れそう!」と思って手に取るかもしれません。

駄菓子菓子、正直なところ内容がかなり薄く、これ1冊でZINEを作れるようになる人はいないと思いました。

作れる人はこんなムック本なくても作るし、作れない人が手に取るには不親切すぎる。

「ZINEを作りたい人のための入門書」というより、「ZINEというカルチャーをざっくり紹介する雑誌」といった印象。

誌面の大部分はZINEや本屋さんの紹介に割かれていて、肝心の「どう作るか」「何を準備すればいいか」といった実践的な部分はほんの数ページ。

しかも説明がかなり省略されており、初心者には無理めです。

 

ZINEを作りたい人は、別の筋から情報を入手して欲しい

実際のところ、今はSNSや個人ブログなどで、有志の方々がかなり丁寧にZINEづくりのノウハウを公開しています。

そうした情報のほうが圧倒的に濃くて、実際に作業の流れもつかみやすいです。

ZINE文化そのものをざっくり知るには良いですが、「自分でも作りたい!」と思っている人には肩すかしなんじゃないでしょうか。

とはいえ!

こうして商業出版でZINEを取り上げること自体には意義を感じました。

ZINEのムーブメントが広がっている今、次はもっと「作る人目線」の本が出てくれたらいいなと思います。

私自身も、これをきっかけに「本当に初心者でもZINEを作れる実用書を作ってみたい」と思いました。

 

お知らせ

2025.12.7(日)にZINEを作りたい人のためのワークショップを開催しています。

その場で自由に質問ができるので、ご興味ありましたらどうぞ。

以降の予定は、決まり次第こちら↓にupします。

koma-c.com

 

↓今回紹介した本

はじめてのZINE (TJMOOK)