あらすじ&レビュー
内容紹介(「BOOK」データベースより)
雑誌の副編集長をしている「わたし」。柄に合わない上司と部下の調整役、パートナーや友人との別れ…日々の出来事に心を擦り減らしていた時、山の魅力に出会った。四季折々の美しさ、恐ろしさ、人との一期一会。一人で黙々と足を動かす時間。山登りは、わたしの心を開いてくれる。そんなある日、わたしは思いがけない知らせを耳にして…。日常の困難と向き合う勇気をくれる、山と「わたし」の特別な数日間。
これは何のための本か?
いわゆる登山リュックを背負った「山登り」についての本。
この本を読む理由は何か?
読書好きさんからのおすすめ作品!
この本が伝える大切なことは何か?
読むと山に魅了された人たちの気持ちが見えてくる。
総評
「山登り」や「マラソン」については、「なんでそんなつらいことを好んでやるのでしょうか」という感覚でした。
駄菓子菓子。
この本を読んで、「山登りには魅了されるだけの理由がこんなにあるんだな!」と納得しました。
私は絶対にやらないのですけれど。
今では、電車で乗り合わせた登山家の方を見かけると、「八月の六日間のような出来事があるのだろうな」と思うようになりました。
一方で、「モンキーピーク」というコワイ登山サスペンス漫画もあって、「やっぱり私には山登りは向いていない」と強く思いました。
八月の六日間には、主人公の人間関係に対する葛藤なんかもあったりするのですが、それよりも山登りをやっている間(準備・休憩も含む)の描写がすっごくリアルですがすがしくて良かったです。
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