【今こそ読みたい、戦争について考える一冊】同志少女よ、敵を撃て [ 逢坂 冬馬 ]

What)
W.W.II 独ソ戦を舞台に描かれる、女性狙撃隊のストーリー。

Why)
表紙。この女の子に惹かれて。

How)
いつまでも胸に残る物語。

 

同志少女よ、敵を撃て

内容紹介(出版社より)

1942年、独ソ戦のさなか、モスクワ近郊の村に住む狩りの名手セラフィマの暮らしは、ドイツ軍の襲撃により突如奪われる。

母を殺され、復讐を誓った彼女は、女性狙撃小隊の一員となりスターリングラードの前線へ──。

第11回アガサ・クリスティー賞大賞受賞作。

全本屋が泣いたであろう、文句なしの大傑作

基本、本屋大賞にハズレはありません。

が、そんな中でも傑作として強くおすすめしたいです。

ブックレコメンドに寄稿しました

感想の詳細はこちらからどうぞ。

book-recommend.com

つながりを考えさせられる

ブックレコメンドで紹介した 戦場のコックたち [ 深緑 野分 ]」以外にも、もう1冊。

 

さらに後年が舞台になってきますが、旧ソ連の軍人女性の登場する作品があります。

たとえば、ホテル・モスクワのバラライカ。
彼女がどういう国にいたのかを、あらためて考えるきっかけになりました。

詳しくは小説版ブラック・ラグーン シェイターネ・バーディ [ 虚淵玄 ]に目を通していただきたいのですが、アフガニスタン侵攻から現在に続く物語です。

 

今年はまだ半分終わっていませんが、まちがいなく2022年の読書作品ベスト3に入る本です。

 

↓本のあらすじはコチラでどうぞ

同志少女よ、敵を撃て [ 逢坂 冬馬 ]