帯に「NOです」とか書いてあるけど、めっちゃ衰退を肯定している内容です(笑)。
これ読んでも、明るくなれません。
「武器としての人口減社会」もそうだけど、読んでも明るくなれません(笑)。
この「人口と日本経済」では、イノベーションを推してくるのですが…
イノベーションが起きて好転するのはよその国、老人大国ニッポンはやっぱりしんどいんじゃないでしょうか?
日本の人口も100年後には1/3です。
子どもたちの世代は大変だなー。
ローマ帝国は少子化で滅びたというし。
(富裕層・経済的なゆとりを持つ層が享楽的なジェーン・スーのごとき生活を送ることから始まった少子化が、ローマ全土をやがて少子化に導いたそうな)
世界は50億人の食糧危機だといいますが、日本じゃジジババ大国すぎる危機で絶望的ですね。
ところで、1950年には
97%が自宅出産だったそうです。
すごいな!
我々の親の世代って、97%が自宅出産で産まれてたんですよ。
居間とか寝室でグギギギギミキミキヌポーン!って。
それが今や、産婦人科で産むことが当たり前になって、乳児死亡率が劇的に改善。
0歳で死ぬ子が減ったから、平均寿命がすっごく伸長したという。
へー、ナルホドといったカラクリです。
ジジババが延命されている、というだけではなかったんですね。
このあまりに急激すぎる少子高齢社会、私たちの子どもの世代はどうなっているのでしょうか。
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人口減少が進み、働き手が減っていく日本。財政赤字は拡大の一途をたどり、地方は「消滅」の危機にある。もはや衰退は不可避ではないかーー。そんな思い込みに対し、長く人口問題と格闘してきた経済学は「否」と答える。経済成長の鍵を握るのはイノベーションであり、日本が世界有数の長寿国であることこそチャンスなのだ。日本に蔓延する「人口減少ペシミズム(悲観論)」を排し、日本経済の本当の課題に迫る。週刊ダイヤモンドの2016年〈ベスト経済書〉第1位。