東京クライシス 内閣府企画官・文月祐美 [ 安生正 ]>>0シリーズ最新作の前にいろいろ予習を

0シリーズ最新作(ホワイトバグ 生存不能 [ 安生 正 ])がでたので、慌てて安生正作品の未読を消化にかかりましたっ! まずはこれ。

内容紹介(「BOOK」データベースより) 上流域での豪雨で荒川の決壊が懸念される真夏の金曜日、千葉と埼玉で竜巻が発生、変電所を襲った。結果、二十三区を含む広範な地域が停電、JRや地下鉄は運休を決め、帰宅困難者が街に溢れることに。止まない雨に刻一刻と洪水の危険性が高まる中、首相と政策顧問団は党の公約に拘り、準備していた防災計画を場当たり的に変更していく。やがて荒川が決壊、墨田区などが水没。顧問団は危機管理監らに責任を被せる形で更迭し保身に走り始める。そしてその悪魔の矛先はついに、たった一人残された内閣府の防災担当企画官・文月祐美に向かう!命懸けで持ち場を死守する人々を守る、もう一つの闘いの行方は!?
安生小説としては2回めの洪水発生。 (私が読んだ分の2回め) いいですね、江戸川区の「ここにいてはいけない」を彷彿とさせます。 この「あり得る危機」をエグく描く感じがたまらんのですわ。 人は相変わらずじゃんじゃん死にますが、死にます描写が他の作品よりもややソフト。 んでもって、死ぬかと思いきや死なない人たちも(笑)。 終盤の締めくくり、私は無条件降伏です。 個人的には納得せざるを得ない。 空挺野郎(エアボーン・ダディ)サイコーや。 ところで! 0シリーズを含めて、いまだに生存者ゼロの廻田さんを上回るイケメン(漢)が出てきません。 が、この作家さんは別段、漢のますらをぶりを売りにしているわけではないので、それは仕方がないですね。 ↓そうねボタン(押していただけると励みになります) にほんブログ村 本ブログ 読書備忘録へにほんブログ村 バイクブログ カブ系へ
↓あらすじはこちらから