主よ、永遠の休息を [ 誉田哲也 ]
◎主よ、永遠の休息を (実業之日本社文庫) [ 誉田哲也 ]
文庫版が出たからかな?
しばらく前に広告が出ていました。
救われない話なのと、周囲の精神状況のおぞましさが心に残りました。
前に読んだ誉田哲也小説は、ケモノの城でした。
モデルになった事件は、2012年の尼崎事件ではなく、2012年ではなく、2002年の北九州監禁殺人事件。
北九州の時期は仕事が忙しすぎて全く報道を見ていなかったので知らず、尼崎がモデルかと思っておりました…。
あのときも、救われない話なのと、極めてグロテスクであることに、ショックを受けました。
昨今はご都合主義のWEB小説や、ちゃんとした出版社の小説でも読者に忖度したストーリーがおおいので、こういう刺激も必要なのかな、と。
実際に起こっている凄惨な事件は、この小説以上に理不尽でやりきれないものなのだろうと感じております。
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