酸いも甘いもあるのが「いい小説」だと思うの>>マジカルグランマ [ 柚木麻子 ]

昨今流行りのご都合主義小説にはないんだぜ、この本みたいな「酸いも甘いも」の醍醐味は! マジカルグランマ [ 柚木麻子 ] 便利な世の中になったもので、小説というものは簡単にwebで読めます。 しかも無料で。 駄菓子菓子。 そういったところの小説はやはり、書き手や読み手の現実逃避が色濃いと感じるのです。 世の中、辛いことも楽しいこともたくさんあるはずなのに、妙に辛さの描写が少ない。 残酷描写とかじゃなくて。 なんといいますか、自分は傷つきたくない、優しくしてほしい、というのが前面に出ている。 ときどき読むならいいけど、こればっかり読むのは、辛い。 んで、今回の柚木小説! 柚木には、ちゃんとある。 辛いことも、楽しいことも、 優しいことも、残酷なことも。 だから 酸いも甘いもかみ分け、 そして今後もかみ分けていくであろうグランマたちに、 盛大なる拍手を送りたい気分になりました! ストーリーの膨らませ要素もすごくかっこよかったし。 もしかしたら、柚木小説の中で一番好きになったかも。 ↓そうねボタン(押していただけると励みになります) にほんブログ村 本ブログ 読書備忘録へにほんブログ村 バイクブログ カブ系へ
↓あらすじはこちらから