本は読んだら感想を書くと心に刷り込まれる。がんばれ〜

今週のお題「大きな買い物」

ここしばらくで、本をちょこちょこと買っていたら大きな額になってしまいました。

「借りて読んだら良かったので、あらためて買った」という本が多いです。

 

ということで、たまっていた本の記録をば。

 

 

「誰からも応援される人」になるための、しなやかで誠実な戦略です。

本好き仲間からのおススメで手に取りましたが、著者の考え方や仕事の進め方は、どんな職種の人にも深く響くものだと感じました。

特筆すべきは、著者・佐久間さんのお人柄。もし他の人が同じメソッドを語ったとしても、これほどスムーズに、かつ納得感を持って受け入れられる形にはならなかったのではないでしょうか。単なるテクニックではなく、著者自身が積み上げてきた「人徳」が言葉に宿っているから何だと思います。

同じゴールを目指していても、伝え方やアプローチひとつで、周囲が味方になるかどうかが決まる。まさに「周りから応援される人」の振る舞い方が詰まっています。

 

 

 

株高不況

株高不況

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「株価の上昇と裏腹に、なぜ私たちの生活は苦しいままなのか」という構造的な矛盾を解説しているということで、読みました。

この本では、物価上昇に賃上げが追いつかない現状が丁寧に解説されています。企業が積み上げた内部留保を還元せず、適切な賃上げが行われないことで、労働者全体が疲弊しているという構造は、多くの人が感じていたことではないでしょうか。

また、興味深かったのは各国GDPの比較に関する視点です。統計数字には国ごとの誤差があり、単純比較が難しい中で、日本とコンディションが近いドイツをベンチマークとして議論することの妥当性が示されています。比較対象として参考にならない国も多い中、ドイツとの対比はまっとう。

最も印象的だったのは、物価高が低所得者層に与えるダメージの深刻さです。中間層は生活水準を下げる余地がありますが、既に最低限の生活を送っている層には、これ以上削る場所がありません。生活必需品の買い出しすら困難な現状が改善されなければ、本当の意味での景気回復とは言えない。そう強く感じさせる内容でした。

 

 

 

桁違いの資産を築くための「思考のシフトチェンジ」と「圧倒的な行動力」の本です。

非常に刺激的な内容で、読み終えてすぐにアクションを起こしたくなるような、まさに「動きたくなる」一冊でした。

本書では、1億円という大金を早く稼ぐための手段として不動産投資が挙げられていますが、管理の大変さやリスクといった重荷も併記されています。もし元手があり、着実に資産を増やしたいのであれば、投資信託の方が現実的かもしれません。

とはいえ、本書の本質はテクニック以上に、メンタル面や考え方の変革にあります。その点が非常に役に立つと感じ、思わず2回連続で読み返してしまいました。今後も迷った時に読み返したい、指針となる本です。

 

 

 

こちらはまた別の人からのオススメで読みました。

出版業界における「編集者」の立ち位置から出版ビジネスを知る内容でした。

主人公は編集者。その仕事や出版社内での役割に重点が置かれています。

一応、著者向けという体裁にはなっていますが、執筆の具体的なテクニックや営業方法などの解説はほとんどありません。どちらかといえば「本を出したい人は私の事務所へ連絡・依頼をしてください」という勧誘に近い趣旨を感じるため、その点は注意が必要です。

知人に勧められて手に取りましたが、その方は「本を出す」と言いつつ、ずっと出せていない様子。世の中には、出版を夢見る人から少しずつお金を頂戴するようなビジネスも存在します。もしかすると、そうした仕組みにはまってしまっているのでは……と、少し心配になりました。

今の時代、自分の本を出そうと思えば自力で簡単に出せる方法もあります。私自身は、自分のペースで進められるそちらのやり方の方が合っていると感じました。

 

 

 

「プロにとっての限界の簡単さ」と「家庭料理のリアルなハードル」の間にそびえ立つ激しいギャップを突きつけられる本です。

タイトルに惹かれて手に取りましたが、著者がプロ料理人ということもあり、内容は実に手が込んでいて恐ろしいものでした。プロ目線の「これ以上簡単にできない」は、一般家庭からするとボウルの多用や工程の多さに「もう無理!」と叫びたくなるレベル。洗い物の山を前に、本当に料理が嫌いな人間の気持ちを分かってくれる本に出会う難しさを痛感します。

正直、食費も労働も自分持ちなので、文句を言われたら腹が立つのが本音です。それでも、子どもたちが「これが食べたい!」と付箋をたくさん貼ってくれたので、その笑顔のためにほんの少しだけ頑張ってみようと思います。