ビジネス資料のデザイン編集 資料作成の編集とデザインがわかる本 [ ingectar-e ] → 労働者としての本音で感想を…

今週のお題「何して遊ぶ?」

GWは兎にも角にも読書三昧ですよ!

ビジネス資料のデザイン編集 資料作成の編集とデザインがわかる本

内容紹介(「BOOK」データベースより)
編集力がアップすれば10倍伝わる資料になる!

目次(「BOOK」データベースより)
社内資料(定型文書/社内広報/社内プレゼン資料)/社外資料(社外広報/販売促進/社外プレゼン資料)

What)これは何のための本か?

一般社員のお仕事資料も、パワポデザインを駆使すればここまでできるという見本。

 

Why)この本を読む理由は何か?

ingectar-eの本がどれもいいので、いろいろ借りています。

 

How)この本が伝える解決法は何か?

ノンデザイナーの業務のリアルをわかっていないんだろうな、と、残念な思いです。

普通のサラリーマンの作ったダメ資料のアラ捜しなんて、デザイナーから見たらやりたくてしょうがないことでしょうが。

普通のサラリーマンの本業は、見た目が整った資料デザインをすることじゃないんです。

 

総評

橋本図書館からの借り物。

 

今回の本は上記の通り、序盤から残念な「考え方」でした。

一般企業の一般社員の立場だったら、

「ただでさえクソ忙しいのに、こんなことまでやれっていうの?

 ふざけないで。

 そんなことにこだわってるヒマがあるなら、もっとやらなきゃいけないことが山ほどあるの」

ですよね。

 

なんでこんな事を言うのかというと、「社内のマニュアルや業務連絡も、デザインセンスを高めたPowerPoint駆使の資料を出せ」ということが、すごいボリュームで綴られているのですよ。

正直、こんな資料を作ったり、渡されたりしたら、

「これに時間使ってるなら、もっと優先度の高い仕事をやってくれない?」

と怒りがこみ上げること必至。

 

〆切破っちゃ、元も子もないんですよ。

 

後半で出てくるお客様向けの資料は、書いてあるとおり、こだわるべきですよ。
だって、私達のお客様なんだから。

でも、あくまで「デザイナーにやってもらうための知識習得」として活用すべき内容です。

この見本のクオリティまできたら、もはや外注してちゃんとデザイナーに作ってもらうわないとおかしいです。

本にある内容を一般社員に求めるのは間違っていますし、外注費用がないというならそれは事業として成立してません。

 

「文章のまとめのコツ」とか、「書く順番」「色に注意」みたいなノウハウは大歓迎なのですが……。

 

デザインの勉強を本気でやりたい人なら読んでもいい本です。

が、一般企業の一般社員に「やれ」といっていい内容ではありません。

 

私はデザインの勉強のためにこの本を手に取りました。

駄菓子菓子、あまりにもノンデザイナーの業務のリアルをわかっていない内容だったので、ひどいと思いました。

 

↓本のあらすじはコチラでどうぞ

ビジネス資料のデザイン編集 資料作成の編集とデザインがわかる本