内容紹介(出版社より)
日本昔話には、たくさんの謎がかくれています。「浦島太郎のカメは、なぜ浜辺にあがったのか」「桃太郎の家来たちは、なぜ命がけの鬼退治に、きびだんごひとつでついてきたのか」「金太郎とクマは、ほんとうにすもうをとったのか」など……。
わたしは、浦島太郎のカメや桃太郎のイヌ、それから金太郎のクマに会って、じっさいに話を聞いてきました。おそらく、これを読めば、いくつもの謎がとけ、すっきりした気分になれると思います。
What)これは何のための本か?
桃太郎、浦島太郎、金太郎について、お供たちの視点で語られるアナザーストーリー的なもの。
Why)この本を読む理由は何か?
金太郎が諸説ありすぎるので。
How)この本が伝える解決法は何か?
「諸説の分析」ではなく、アナザーストーリーとしての読み物です。
総評
「金太郎、絵本にばらつきありすぎてやばくね?」と思っております。
金太郎って、桃太郎や浦島太郎に比べると、人によって要約できるストーリーに違いがありますよね。
「童謡の1番の内容のみ」だったり、「最後どうなったか知らない」という方も少なくありません。
ちなみに私は金太郎について「親のこと」、「頼光四天王」、「酒呑童子のロシア人説(イワン・シュテンドルフ)」を持ち出してくるわりとガチ寄り勢です。
今回紹介した本以外に金太郎関連で一気に何冊か読みましたが、やっぱりばらつきが広くて。
有名な太郎シリーズの中でも、やはり異質だなと思いました。
この本自体は小学生でも読める、なかなかおもしろい本です(^^)
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