【突っ込んだ内容がgood】22世紀の民主主義 選挙はアルゴリズムになり、政治家はネコになる [ 成田悠輔 ]

今週のお題「最近おもしろかった本」

今週のお題「マイルーティン」

読書!

 

これ、実物を手に取ると、くもりガラス風の表紙のデザインが素敵な仕上がりです。

内容紹介(出版社より)
世の中の根本を疑え

断言する。若者が選挙に行って「政治参加」したくらいでは日本は何も変わらない。

これは冷笑ではない。もっと大事なことに目を向けようという呼びかけだ。何がもっと大事なのか? 選挙や政治、そして民主主義というゲームのルール自体をどう作り変えるか考えることだ。ゲームのルールを変えること、つまり革命であるーー。

22世紀に向けて、読むと社会の見え方が変わる唯一無二の一冊。

What)これは何のための本か?

これからの時代の参政ルールを考える。

 

Why)この本を読む理由は何か?

新聞広告に出ていたので。

 

How)この本が伝える解決法は何か?

「技術的に可能」な、「政策の決め方」という新提案が面白い!

総評

バラマキに対して「ビッグデータから民意を拾って、それをちゃんと実行してもらう」等々、技術的には実現可能な範囲にある面白いことがいっぱい書いてあります。

シルバー民主主義への対応や、マイノリティにとっての超重要事項はどう重み付けすべきかとか。

 

一番良かったのは、全体を通して「少数の人にとって絶対ダメなことを、数の暴力で押し切ってはいけない」が貫かれていたことですね。

読んでよかったです。

 

世の「現実」がもっと「正しく・わかりやすく」伝わってくれたらいいとは思いますが、我々は知らないほうがいいのでしょうか?

 

↓本のあらすじはコチラでどうぞ

 22世紀の民主主義 選挙はアルゴリズムになり、政治家はネコになる (SB新書) [ 成田悠輔 ]