続・下流老人 一億総疲弊社会の到来 (新書597) [ 藤田孝典 ]
学者がデータをもとにヒアリングを行ったのではなく、
ケースワーカーが実際の対応をもとに統計で裏付けをとっています。
この方の作品はどれもそうなのですが、他の本とは一線を画する、熱い内容なのです。
私は、保障が保証されるなら、増税は構わないと思っています。
だってこの国には、ロクな金銭管理ができずに自業自得で首が締まっている人がたくさんいます。
労働者のうち1/4は消費者金融のお客さんですからね。
遊ぶ金欲しさに借金してる人が、珍しくない。
保障が保証される前提で税金を徴収され、各人が払った費用で将来が担保されるのならば…
今よりもちょっとましになるんじゃないですかねー。
この本でも指摘されてますが、自分でしっかりやろうとしているサラリーマンほど、「何でありつらの面倒を私らが見なきゃならないんだ!」という気分になることが多いのですよ。
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商品説明
「年収400万でも将来、下流に 」──半年で20万部を突破し、流行語にもなった『下流老人』は、一般に金持ちと思われていた高齢者の貧困を 発見 した。続く本書では、ますます深刻化する現状を辿りつつ、自分が下流化しないための 解決策 を提示する。
【内容情報】(出版社より)
【文学/日本文学評論随筆その他】「年収400万でも将来、下流に 」──半年で20万部を突破し、流行語にもなった『下流老人』は、一般に金持ちと思われていた高齢者の貧困を 発見 した。続く本書では、ますます深刻化する現状を辿りつつ、自分が下流化しないための 解決策 を提示する。
【内容情報】(「BOOK」データベースより)
もう、死ぬまで働くしかないのか?想像してみてほしいー「あなたが80歳のとき、本当に働けるだろうか?」忍び寄る「一億総老後崩壊」を告発した『下流老人』から一年半。世界一老後が過酷な国で、生きていくための「解決策」を示す。
【目次】(「BOOK」データベースより)
第1章 深刻化する下流老人/第2章 生きるために、働く老後ー死ぬまですり減る、体と心/第3章 誰もが陥る「死ぬまで働く」という生き方ーなぜ、高齢者は働かざるを得ないのか/第4章 日本の老後はカネ次第ー不気味な顔をみせる格差社会/第5章 下流老人を救うカネはどこにある?-これから「財源」の話をしよう/第6章 一億総下流化を防ぐ解決策ー持続可能な未来~子ども世代へ
【著者情報】(「BOOK」データベースより)
藤田孝典(フジタタカノリ)
1982年生まれ。NPO法人ほっとプラス代表理事。聖学院大学人間福祉学部客員准教授。反貧困ネットワーク埼玉代表。ブラック企業対策プロジェクト共同代表。ソーシャルワーカーとして現場で活動する一方、生活保護や生活困窮者支援のあり方に関する提言を行う(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)